コミュ障ママがゆく

小学生から筋金入りのコミュ障が二児のママになり、試行錯誤しながら生きづらい社会の中でなんとか生活している日々を綴っています。

コミュ障は個性?

とあるインターネットの記事で、

「コミュニケーションか苦手」なことは運動が苦手なことと同じように、ひとつの「個性」として捉えてみては…

という内容のものがあった。



コミュ障の私にとって、気心知れた人を除いて、他人とコミュニケーションを図ると神経を擦り減らすことが多い。


こんなこと言って大丈夫だったかな、おかしいこと言ってなかったかななどと余計なことを考えすぎて、頭はパンク状態になる。


そして、相手の些細な行動や言動に過剰に反応し、しばしば被害妄想じみた考えに陥りやすい。


今は、コミュ障が改善されればと思っているけれど、そもそも努力でどうにかなるものだろうか。(どうにかなると信じたいが)


世間では、明るくて元気なほうがよいとされ、友達は多いほうがよく、空気を読んで行動することが求められ、群れから外れるのをよしとしない。



コミュニケーションが苦手なのはひとつの「個性」であると捉えて、無理をせずにできる範囲でコミュニケーションを図り、そして、自分を卑下することなく生きる強さを持ちたい。


ひさしぶりのPTA

ひさしぶりに小学校のPTAがあった。


コロナの影響で、前回のPTAは中止されたので、4か月ぶりだ。


市販の気持ちを落ち着かせる漢方を服用しているが、それでも数日前から偏頭痛がでてきた。

学生時代のトラウマにこの歳になってもとらわれているのか、学校に行くというだけで気分が悪くなってくる。


当日は、教室で時間を持て余したくないので、専門部の役員だというのに時間ギリギリに教室に入った。

同じ幼稚園のママさんに挨拶してから、子供の席に着席した。


一年生だからか授業参観もないのにほとんどの保護者が出席していた。


担任の先生からのお話や専門部からのお知らせが一通り終わり、先生から一言、


「残り時間は、自由にお話されてください。」


なんだとー!?

フリートークだけはなんとしても避けたかったのにー(泣)


しばらく無の時間を過ごし、終わったらそそくさと教室を出た。


今年度はコロナの影響で、保護者の懇親会もないというのに、多くの保護者がPTAが終わってからも談笑していた。

皆さん、どこでそんなに仲良くなれるんだろう。筋金入りのコミュ障ママには全く見当もつかない(笑)


とりあえずPTAが無事に終わり、ほっとして家路に着いた。






子供の昼休み

子供から、


「私、友達いないから、昼休みはずっと校庭でウロウロしていたの。」

と言われた。



幼稚園時代から友達作りがうまくいかなかった娘。


3年間ほぼ同じクラスメイトだったが卒園まで仲良しのお友達はできなかった。


小学生になったら新しい出会いも増えるから、お友達が一人でもできてくれたらいいなと思っていたのだが。



先生の話によると、一日中ずっと一人でいるわけではないが、大人しく過ごしていることが多いのだそう。





他者とのコミュニケーションのお手本は、小さな子供にとって、母親であることが多い。


試行錯誤はしているが、結局いいお手本を見せられない自分が本当に不甲斐ない。


一人で過ごす昼休みの辛さが痛いほど分かるので、胸が締め付けられる思いがする。





私の小学校の後半三年間の昼休みは、ほぼ図書館で過ごした。


本を読みたかったという訳ではなく、ただただ居場所がなかった。


図書館がたまに休館になるなるときは、トイレに閉じこもって過ごしていた。




自分から友達に話しかける勇気もなく、頑なに殻に閉じこもって、誰かから傷付けられることから必死に自分を守っていた。


傷付くことを極度に怖がっていた。




あの時、誰か身近に相談できる人がいて、どうしたらいいか一緒に考えてくれる人がいたら、背中を押してくれる人がいたら、何か少しは違っていただろうか。






娘の話に戻るが、娘の場合、一人でいることが好きというわけではなく、お友達と遊びたいけど、何を話したらいいか考えすぎてしまって、話しかけられないらしい。



仲良くしたいと思っているお友達はいるようなので、どういうふうに話しかけたらいいか糸口を掴むために、娘と恒例のお友達ごっこをして練習した。




学校という独特の世界の中で、小さい体で一生懸命がんばっている分、それ以外ではできるだけのびのびと過ごせるように。

そして、話を聴いてほしいときは、心の中ではハラハラしながらもじっくりと話を聴いて、困っているときはどうしたらいいか一緒に考えていきたい。


コミュ障と仕事

コミュ障にとって仕事をすることは、コミュ障じゃない人よりも何倍も大変なことのように思う。

 

仕事=コミュニケーション能力が求められるからだ。

 

 

こんなコミュ障全開のコミュ障ママだが、辛うじて仕事を続けている。

 

明らかに職場に溶け込めてはいないが、気合と忍耐でなんとか乗り切っている。

 

送別会や忘年会などの飲み会は、希望者だけというのも大変助かっている。

コミュ障にとって、大人数の飲み会はこの上なくつらい。

 

 

コミュ障が少しでも気にならなくなればと思い、暴露療法として人と接することの多い今の仕事を選んだ。

 

本当は、黙々と作業するような仕事のほうが向いている。精神的な負荷が大きいので、確実に寿命が縮んでるかも。

 

 

今のところ、暴露療法の効果はほとんど見られていないが(笑)いつかその日が来ると信じて。

 

 

 

会話トレーニング

どうもー。コミュ障ママです。

 

 

コミュ障にとって、会話って本当に難しいものですよね。

相手の会話のテンポに合わせながら、適当な相槌と話題提供、そして、複数人との会話となれば難易度MAXです。

 

 

さて、少しでもコミュニケーション能力を向上させるべく、コミュ障の私が日頃から実践している会話トレーニングについてご紹介します。

 

レーニングと言っても、テレビを観るついでにできることなので、簡単です。

  

 

会話が上手だなー、この人みたいに話せるようになりたいなーと思う芸能人の出ている番組を字幕つき(テレビの設定で字幕つきに変更できます)で流します。

そして、会話に合わせて字幕を音読していくというものです。

 

できれば、トーク番組のほうが実際の会話に近いのでオススメです。

私は、サワコの朝とマツコデラックスさんの番組を観ながらトレーニングしています。

 

 

注意点としては、周りに誰もいない時にトレーニングしたほうがいいです。

 

独りでテレビを観ながらブツブツ言っていたら少々怖いものがありますものね(笑)

 

 

 

コミュ障の皆さん、是非実践してみて下さいね。

公園

コミュ障ママ、今日も元気にコミュ障全開してきました。

 

ある日の夕方。

子供たちのリクエストで公園へ。

 

便利な場所にあり、大きい公園ということで、ものすごい人、人、人!

普段あんまり行かない公園だから、こんなに人がいるとは思わなかった。

 

全く知らない人でも、ママと子供連れが近くにいるだけで身構えてしまう私。さらに人数が増えれば増えるほど疲れる。

公園に行っただけでヘトヘトに…

 

これからは、公園は人が少ないところに行こうと改めて決心するのでした。

 

子供たちは楽しく過ごせたようでよかった。

PTA役員

子供の通う小学校は、子供1人につき6年間でPTA役員を必ず2回はしないとしけないことになっている。高学年で役員をするのは大変らしいので、コミュ障なりに考えに考えて、低学年のうちに部長に立候補することを決心した。

 

役員決め当日、運良くクラスの同じ部になったママたちは私の苦手とする強くてキツそうな人はいなそうな感じ。

ジャンケンの結果、部長の座を勝ち取った(笑)

 

それから全学年の部長の集まりへ。

ここでも安定のポツン。

小学校だからか、幼稚園ほどワイワイガヤガヤした感じはないが、多くのママが知り合いのママと話していた。

 

そして、隣を見ると同じ幼稚園出身の冷たいママ(どうでもいい人は完全無視系)がいた。

 

うわーん、このママと一緒とはー!!

帰り際に一言話掛けたが、愛想笑いだけで流された。

 

ハァー、改めて…

やなヤツ、やなヤツ、やなヤツ!!!(耳を澄ませば風)

 

与えられた仕事はきちんとこなし、コミュニケーションは無理せず運とタイミングに任せよう。自分で自分を励ました。