コミュ障ママがゆく

小学生から筋金入りのコミュ障が二児のママになり、試行錯誤しながら生きづらい社会の中でなんとか生活している日々を綴っています。

子供の昼休み

子供から、


「私、友達いないから、昼休みはずっと校庭でウロウロしていたの。」

と言われた。



幼稚園時代から友達作りがうまくいかなかった娘。


3年間ほぼ同じクラスメイトだったが卒園まで仲良しのお友達はできなかった。


小学生になったら新しい出会いも増えるから、お友達が一人でもできてくれたらいいなと思っていたのだが。



先生の話によると、一日中ずっと一人でいるわけではないが、大人しく過ごしていることが多いのだそう。





他者とのコミュニケーションのお手本は、小さな子供にとって、母親であることが多い。


試行錯誤はしているが、結局いいお手本を見せられない自分が本当に不甲斐ない。


一人で過ごす昼休みの辛さが痛いほど分かるので、胸が締め付けられる思いがする。





私の小学校の後半三年間の昼休みは、ほぼ図書館で過ごした。


本を読みたかったという訳ではなく、ただただ居場所がなかった。


図書館がたまに休館になるなるときは、トイレに閉じこもって過ごしていた。




自分から友達に話しかける勇気もなく、頑なに殻に閉じこもって、誰かから傷付けられることから必死に自分を守っていた。


傷付くことを極度に怖がっていた。




あの時、誰か身近に相談できる人がいて、どうしたらいいか一緒に考えてくれる人がいたら、背中を押してくれる人がいたら、何か少しは違っていただろうか。






娘の話に戻るが、娘の場合、一人でいることが好きというわけではなく、お友達と遊びたいけど、何を話したらいいか考えすぎてしまって、話しかけられないらしい。



仲良くしたいと思っているお友達はいるようなので、どういうふうに話しかけたらいいか糸口を掴むために、娘と恒例のお友達ごっこをして練習した。




学校という独特の世界の中で、小さい体で一生懸命がんばっている分、それ以外ではできるだけのびのびと過ごせるように。

そして、話を聴いてほしいときは、心の中ではハラハラしながらもじっくりと話を聴いて、困っているときはどうしたらいいか一緒に考えていきたい。